カーリングという競技が、連日テレビ放映されていますが、2006年に開催されたトリノオリンピックで、日本女子
チームが全試合を中継され7位入賞という活躍を見せたことで、日本におけるカーリングの認知度が一挙に高
まったスポーツです。
15世紀にスコットランドで発祥されたとされますが、現在のルールは主にカナダで確立しました。円盤型の石
は1個約20kgで、強度や滑りやすさに優れたスコットランド特産の石が使われているそうです。1チームが8個
を使用するので合計16個必要。1個10万円以上(1セット160万円)する高価な物ですが、なんと100年以上使
用できると言われています。滑るように移動している選手の履いている靴も気になります。あれは、カーリング
専用の靴で右投げの場合、左のソール(靴底)は滑りやすくするためテフロン加工され、逆に右側のソールは
滑りにくくできています。スイープ(ブラシで掃く)時は左側に滑り止めを装着しています。
また、選手4人の会話がよく聞こえてきますが、これは、トリノオリンピック以降選手がマイクの着用しているか
らです。これにより各国選手の戦略・臨場感・緊迫感を会場内の観客・テレビなどでの視聴者に伝えることがで
きるばかりでなく、選手のため息や愚痴なども同じように拾うことができ、同種目のタフさが理解できるようにな
ったとされています。
本日の『日本対スイス』の闘いは、日本側の「ギブアップ」で終わりました。途中のエンドの終了時に自チーム
に勝ち目がないと判断したとき、潔く自ら負けを認め、それを相手に握手を求める形で示すという習慣で、フェ
アプレーの表れの1つです。
カーリングというスポーツは、いわゆるスポーツマンシップを重んじる競技であるため、例えば相手チームの失
策を喜んだり、あるいはそのような態度を示すことは、慎むべき行為として大変嫌われます。
また、ゴルフと同様に、カーリングは元来基本的には審判員が存在しないセルフジャッジ(試合中のその場の
両チームの競技者自身が判定する)の競技であることからも、フェアプレーはカーリングに欠かせない要素と
考えられます。先日のブログでお話した「オリンピック精神」にも通じるものがあります。![]()
数々あるオリンピック競技のスピード感や、派手なパフォーマンス、
華やかさとは別に、相手との心理戦や、コツコツと積み上げていく
チーム全体での勝利への道など、ウインタースポーツの中でも、ま
た違ったおもしろさを見せてくれるスポーツだと思います。
予選の残りも、またその先も応援していきたいと思います。
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