バンクーバーオリンピックも終盤です。
オリンピックは、選手の日ごろの努力の結果が現れる場ですが、それを支える道具も、記録の大きな要素にな
っていることは否めません。
先日スピードスケートのウエアについてお話をしましたが、アルペンスキーのウエアは、表面に速度に応じて線
状に凹凸が現れ、空気抵抗を減らすという技術が使われています。
水の中を滑るように高速で泳ぐイルカの肌をヒントにして作られているそうです。
リュージュと呼ばれるそりは、重量の規定がありますが、シャーレという選手が座る台座にそれまでのグラスフ
ァイバーから、航空機になどに使われているカーボン素材を使うことで、カーブでの衝撃吸収力が高まりました。
丈夫な上に軽くなったため、その分の重量をそりの足元にもってくることで、重心を下げてよりスピードを上げる
ことが出来るようになりました。
また、ボブスレーの足元を支える小さなねじ。鉄道のレールや、ロケットの発射台を支えるものと同じ仕組みで
明日結果が出るフィギア女子の浅田選手やキム・ヨナ選手のスケート靴の歯
(ブレード)を磨いているのは、日本人職人で、選手の体格、くせ、得意技、苦手
な技、など要望を組み入れて、細かく形を整えています。研磨の仕上げは、な
んとルビーで行っているそうです。
浅田選手の今回のコスチュームは自信でデザインしたと言われていますが、や
はり、フィギアの衣装は、演技の印象を左右する大事なアイテムです。
2006年に女子はスカート着用というそれまでの規定が無くなり、女性でもパンツルックが可能になりました。
衣装は、空気抵抗の少ないシルクや、照明に映える光沢素材、スパンコールを使用するなど、演技のイメージ
や、また自身のイメージ、肌や髪の色などに合せて用意しています。
残り少ないオリンピック日程ですが、競技結果やメダル獲得だけではなく、こんなちょっとした裏話に耳を傾け
るのもおもしろいかもしれません。オリンピック競技に関する一流専科のブログも是非チェックしてみてください。
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