アイスランドの噴火が世界中を揺るがしています。アイスランドという国はどんな国なのか、一流専科でも興味を持
ち、調べてみました。
北海道と四国を合わせたほどの国土を有し、アイスランドという国名からもイメージできるように、地表の10%ほどが
氷河に覆われていて、国の一部は北極圏にかかっています。
しかし、同緯度のスウェーデンやフィンランドがマイナス20℃という寒さを記録するのに対し、アイスランドは冬でも
マイナス3℃程度。これは、暖流の影響と火山が多いからと考えられます。
アイスランドは大西洋中央海嶺(いわゆる海底山脈)とホットスポット(マグマの噴出場所若しくはマグマが吹きあがっ
てくるために火山が生まれる場所)の直上に位置し、このため海洋プレートの生成(大地の裂け目)が地上で見られ
る珍しい島です。
これらの特徴から「氷と火の国」とか、「火山と地震の国」と表現されることも納得できます。
あちこちにある火山が過去にも噴火を起こしています。例えば、1783年のラキ火山(標高1,725m)噴火は飢饉を
起こし人口の4分の1を餓死させ、何ヶ月も欧州、アジア、アフリカの上空を火山灰が覆いました。天明の大飢饉の原
因では?などといわれている噴火です。
また、1963年11月には南部沖合10kmの海底火山活動でスルツェイ島が誕生しました。
今回噴火が起こったエイヤフィヤットラヨークトルという地域は、70万年ほど前より氷帽が火山(標高1,666 m)を
覆っており、わかっている噴火記録の新しい物は1821年から1823年にかけての噴火があります。このときの噴火で
は同時に氷河湖決壊洪水も発生。この火山の火口は直径は3 kmから4 kmあり、その周りを100 km²の氷河が覆っ
ているため、今回の噴火により、これらの氷河が融けて大洪水が起こるとの心配もされています。
2009年末ごろから、地震の頻発、地殻変動などが見られ、2010年3月に噴火活動が活発になりましたが、この時は
主に炎と溶岩の噴出で一時的なものとされていました。しかし4月14日から再び大規模な再噴火が起こりました。
火山灰は上空約1万6000mに達して南下し、イギリス北部に到達後、欧州北部と中部のほぼ全域に到達し、世界各
また、この地域の過去3回の噴火は、カトラ火山の
噴火の直前に起きているため、近いうちにカトラ火
山も噴火するのではないかとの憶測が飛び交っ
ています。カトラ火山はエイヤフィヨットラの火山
と比べてもはるかに活発な活火山で、強力な噴火
を起こしてきたことで知られていますが、現在のと
ころ地殻変動や火山性地震などの異常の兆候
は確認されていないそうです。
しかし、今現在も航空各社の欠航などで移動手
段に困っている人たちが世界中にみえます。既に、流通へは多くの影響が出ていますし、また、今後の火山活動に
よってはさらに多くのダメージが予測されます。
遠い国の出来事ではないこと、自然の力がいかに偉大かということを考えさせられます。今後も目が離せない出来事
です。
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